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ハンガリー北東部の古都「エゲル」の話題

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ワインもいいけど観光も!歴史と温泉が魅力のエゲル(ハンガリー北東)

トカイと並ぶハンガリーのワイン大産地エゲルでは、ワイン以外の観光も魅力的な町です。ブダペストからも片道約2時間の距離なので、日帰り観光も可能。でも、おいしいワインを飲むならゆっくりしたい?それなら、温泉ホテルに泊まるのはいかがでしょうか?この記事ではワインを別にしたエゲルの魅力をお伝えします。

酔っぱらう前にエゲル観光をしよう!

エゲル(Eger)の人口は5.5万人、地元ハンガリーでも人気観光地です。その理由はワインだけではありません。ヒロイックな歴史の地であること、ハンガリーでは珍しい森林エリア、さらには温泉もあるからです。

ブダペストから公共交通で行くならばバス利用がおすすめです。バスターミナルは街の中心地にあり、すぐ横には大聖堂(写真では尖塔がある教会の奥の建物)があります。街歩きのスタート地点に便利でわかりやすいロケーション。ちなみに、駅は中心部から1km以上離れた場所にあります。

エゲルの町に近づくと、辺りは見渡す限りのブドウ畑が広がり、迫力満点。国道からも営業中のワイン販売所が確認できます。そして、黄色の大聖堂が見えてきたら到着間近です。

エゲル旧市街はランドマークである大聖堂あるいはエゲル城がどこからでも確認できるので、地図がなくても歩けます。バスで到着したのなら、まずは大聖堂に行ってみましょうか。毎日正午前後の時間帯に簡単なオルガンコンサート(有料)を行っているので、このタイミングに合わせるもの良いでしょう。

エゲルは古くから司教座が置かれ、ハンガリー北東部のカトリック中心地です。大聖堂はかつてエゲル城壁内にありましたが、現在の大聖堂は16世紀のトルコ軍による破壊の後、1836年に作られました。

エゲルをはじめ、ハンガリー全土において完全な状態の歴史的建築物は多くはありません。これはオスマントルコがハンガリーを襲った際に破壊したからです。

次に、旧市街を抜けてエゲル城を目指しましょう。エゲルは郡都で、旧市街は中心部でもありますが、観光客の姿はあっても相対的に静かです。街の中心広場であるドボー・イシュトヴァーン広場(Dobo Istvan ter、写真)に出れば、広場の向こうにエゲル城が見えます。広場の銅像こそドボー・イシュトヴァーン公、トルコ軍を破った英雄です。

肝心の城は思っているより小さい・・・?見えているのは城壁です。ここもトルコ軍に破壊され、城館は残っていません。

ここから先が観光向きの雰囲気ある旧市街です。ミナレット(モスクに付随する尖塔)やハマム(トルコ風呂)跡地も見られます。

トルコ軍との戦いの舞台エゲル城

ドボー・イシュトヴァーン広場からエゲル城入口までは迷うことのない道のりです。このルート上には雰囲気の良いレストランやワイン専門店がいくつもあり、食事や休憩場所をチェックしながらいきましょう。ハンガリー料理以外のジャンルの飲食店でも、エゲルワインを豊富にそろえています。エゲルワインは価格もピンからキリまで。各レストランでは、レストランのグレードに見合ったワインを飲ませます。

お財布事情も考慮してお店を選びたいですね。

いずれにしても、観光の邪魔になるので、ワインの買い物は最後にしましょう。

城は小高い丘にあります。運動不足の人には少々息苦しい道のりが続きます。

入場券には城壁内の各種施設入場もすべて含まれます。価格の安いチケットはエゲル市民限定です。

まずは城壁に上り、エゲルの町を見下ろしてみましょう。歩いてきた道のりが確認できます。

エゲル城は13世紀に建てられ、1552年、トルコ軍の襲来にも耐えました。すでに首都ブダをはじめ、ハンガリーの他の町が制圧された中で、最後まで耐えたのがドボー・イシュトヴァーン公率いるエゲルです。しかし、それでも2度目の攻撃には耐えられませんでした。

エゲル城は実際には城址です。城館は残っておらず、施設としては地下要塞部が博物館になっており、トルコ軍との戦いを知ることができます。また、城壁内にはかつての大聖堂跡しかありませんが、司教館は残っており、こちらも博物館になっております。

エゲルとエゲル近郊の温泉がユニーク

ハンガリーは温泉大国で、首都ブダペストはもちろん、全国どこでも温泉が湧いています。エゲルの温泉はトルコに占領された時代に開発されました。中心部にはトルコ式温泉(写真)が今も残り、全国的にも貴重な存在です。近年のリノベーションで明るい雰囲気になりました。こちらは入浴または様々なトリートメントを利用することができます。反対に、隣接の大きな温泉プールは泳ぎや水遊びが主体、ビーチ感覚で楽しむ施設です。ふたつの施設は同じ経営ですが、異なる施設となり、料金も共通ではありません。

周辺にはホテルが何軒もありますが、ホテル・フローラ(Flora)に泊まれば、ホテルからダイレクトに上記温泉施設にアクセスでき、しかも料金は宿泊代に含まれていて、たいへんお得です。

*ホテル・フローラはグーグルマップには記されていませんが、トルコ温泉の隣にあります。

また、エゲル近郊の温泉もたいへんユニーク!

エゲルサローク(Egerszalok)にはトルコのパムッカレのような温泉で、白い石灰華の棚があります。現在はホテル・サリリス・リゾート(Saliris Resort)が運営しており、石灰華の棚には入れませんが、これを眺めながら温泉を楽しむことができます。ビジター利用も可能ですが、ここまで来たら宿泊がベターです。

最近ではエゲルサロークの隣町デムイェーン(Demjen)の温泉も注目されています。こちらにも立派な温泉施設とホテルがあります。

* サリリス・リゾートはグーグルマップには記されておりません。
** エゲルサロークとデムイェーンのホテル情報は下記【関連MEMO】のリンクから、公式サイトをご参照ください。

エゲルの魅力「番外編」

エゲル観光で外せないのが「美女の谷(Szepasszony volgy、セープアッソニ・ヴルジュ)」です。ここはワインセラーの密集地帯!しかし、ワインなしでも、つまり、ワインを飲まない人でも楽しめるユニークな場所です。

美女の谷はエゲル中心部から2kmほど離れています。住宅街を抜けるといきなり現れるセラーの並列は、自然の地形を生かした穴倉式。各セラーは中小ワイナリーによるワイン販売所兼居酒屋となっています。

森林公園のような雰囲気の小さな「谷」にある美女の谷からはブドウ畑は見えませんが、谷の外には大々的なブドウ畑が広がります。

バスターミナルから大聖堂の裏の公園一帯では、毎月第3日曜日にアンティーク市が開催されています。名称は「アンティーク市」ですが、古書から古本まで、布、陶磁器、共産時代のノスタルジックな生活道具まで、さまざまなジャンルの商品が並びます。規模も大きく、明るい雰囲気の蚤の市です。出店者はエゲルまたは近隣からのセミプロのディーラーが多いので、ブダペストの蚤の市よりもお値段も安いです。

エゲル旧市街と温泉、これにワインが加われば最強!!

エゲルワインにはエゲルの歴史に由来するものもあり、知ればもっとエゲルを楽しめることでしょう。ブドウ畑の風景を堪能できるのは初夏から秋にかけてですが、通年楽しめるポイントも多いエゲル!ワイン好きも、そうでない人も、ぜひ訪問してくださいね。

(引用:Travel.jp たびねす)



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