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ベルギー「アントワープ・ルーベンスハウス」の話題

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ベルギー「アントワープ・ルーベンスハウス」の話題
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ベルギー・アントワープで豪邸「ルーベンスハウス」を訪問しよう

アントワープと言えば「フランダースの犬」のラストシーンに登場するルーベンスの絵画が有名ですよね。
フランドル絵画の黄金時代を担った大画家ルーベンスの自宅兼アトリエだった邸宅「ルーベンスハウス」はアントワープの街に当時のまま残されており、博物館として公開されています。
ヨーロッパ中で人気を博した画家の豪邸は17世紀の暮らしぶりをいまに伝え、また美しい庭園は旅の疲れを癒してくれます。

17世紀の豪邸ルーベンスハウス

「フランダースの犬」でおなじみのアントワープ大聖堂で、有名なルーベンスの「キリスト昇架」「キリスト降架」を見たあとに、ぜひ訪れてほしいのが、画家本人の自宅兼アトリエ「ルーベンスハウス(オランダ語ではリューベンスハイス)」です。
古代ローマの凱旋門風のアーチ、ルネサンス建築、バロック建築などの要素を取り入れた館は、宮殿と呼ぶ方がふさわしい豪奢なたたずまい。
もとの建物と敷地は1610年にルーベンス(1577~1640)が購入し、彼自身のデザインによって館の拡張と改築が行われました。
その後、海外出張の期間を除きルーベンスはここで暮らしつつ多くの作品を生み出しました。

数少ない自画像もここに

ルーベンスは数えるほどしか自画像を描いていませんが、金唐革で壁を覆われたダイニングルームには貴重なルーベンスの自画像が飾ってあります。ルーベンスは自画像を描くとき、つねに「画家」としてではなく、自信に満ちた紳士として描きました。

写真でもわかるように、入場者にはミニガイドブックが配布されます(英語またはヨーロッパ諸語)ので、館内を飾る絵画や調度品についてよくわかります。英語の音声ガイドもあります。

巨匠のベッドはなぜ小さい?

ここはベッドルームです。オーク材の天蓋付きベッドがありますが、王の画家にして画家の王、とまで言われた巨匠のベッドにしては、意外にも小さくないですか?
実は当時のヨーロッパでは上半身を起こして寝る習慣があり、それが消化や血行に良いと考えられていたのです。子供用のベッドではありませんよ。
また、どの部屋にも豪華な暖炉があるのが印象的です。贅を凝らした調度品、ルーベンスが収集した骨董品の数々にもご注目くださいね。

傑作の数々がここで生み出された!

館内ツアーの最後はアトリエスペースです。
ここには大型作品が展示されています。ビールのラベルにもなっている「アダムとイブ」も見られます。

イタリア語やフランス語など七か国語に堪能で、外交官としてもヨーロッパ各地を飛び回っていた超多忙な人気画家は、殺到する注文に対応するため、ヴァン・ダイクをはじめとする多くの優秀な弟子を使って作品制作をしていました。作品の値段はルーベンス自身がどの程度筆を入れたかによって決まったといわれています。

もちろん重要な依頼品についてはルーベンスが一人で描き上げていました。しかしながら、現在でも「ルーベンス作」なのか「ルーベンスとその工房作」なのかが判別しがたいほど、弟子たちは完璧に師匠の画風をものにしていました。
生涯に3000点ともいわれる作品を制作できたのはこのような量産体制が整っていたからなのです。

最後は庭園をゆっくり散歩

館を出ると自然に庭園へと誘われます。温かい時期であれば季節の花々が咲き乱れる、美しい風景に出会えます。花と邸宅をバックにした記念写真がおすすめです。噴水や彫像などもあり、写真スポットがたくさんみつかります。

まだまだあるぞ!ルーベンス関連施設

17世紀の豪邸訪問、いかがでしたか?
ルーベンスがいかに売れっ子だったかがよくわかりますよね。

アントワープ大聖堂、ルーベンスハウスと見てきたルーベンスファンの方はぜひ、晩年のルーベンスがアントワープ郊外に購入したステーン城(ルーベンス城)や、ルーベンスが埋葬されている聖ヤコブ教会にも足を運んでください。

またこのルーベンスハウスのチケットで「マイヤー・ファン・デン・ベルヒ美術館」にも入館できます。ただし同館の目玉であるピーテル・ブリューゲル作『狂女フリート』と、ルーベンスハウス所蔵の左向きの自画像(今回の写真に写っているものとは別の作品)は、2018年に始まる「フランドルの巨匠たち」というベルギーでのイベントに向けて修復中ですので注意してください。

(引用:Travel.jp たびねす)



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